2010年10月6日水曜日

「1000人で音楽をする日。〜みんなでつくる青空の下の大演奏会プロジェクト」

















「1000人で音楽をする日。〜みんなでつくる青空の下の大演奏会プロジェクト」

1000人の市民によって行われる演奏会、および演奏会自体を市民自らがつくるプロジェクト。
 
 このプロジェクトは今年5月からスタートし、月1回のワークショップを重ねてきました。そしてついに10月23日、太陽の塔がある万博記念公園で、その名の通り1000人での演奏を目指して演奏会を行ないます。千里地区での竹や木の間伐材できた簡単な楽器(「トンガトン」「カルータン」「ギロ/笛」)を使って、秋
の万博公園に誰も聴いたことがない壮大で不思議な音楽を響かせます。
 もちろん聴くだけでもOK。ご家族、お友だち、ご近所さん、会社の同僚……みんな誘ってぜひご参加ください!


「1000人で音楽をする日。」

日 時 2010年10月23日(土) 13:00〜16:00(開場12:00-)
会 場 大阪府吹田市 万博記念公園 自然文化園「お祭り広場」
参加費 無料(ただし自然文化園入園料が必要です)
主催・問い合せ 財団法人 千里文化財団 「1000人で音楽をする日。」事務局
〒565-0826 吹田市千里万博公園1-1 
電話:06-6877-8893 
FAX:06-6878-3716
e-mail:udlot_udlot@senri-f.or.jp

●演奏曲『ウドロ・ウドロ(UDLOT-UDLOT)!
フィリピンの作曲家、ホセ・マセダ(1917〜2004)による作品。3種類の簡単な楽器と声だけで演奏されるこの曲は「30人から数千人のための演奏者の音楽」と書かれていて、専門的に音楽を勉強したり訓練したことのない人でも演奏に参加することができるように作られています。音楽は、専門家だけのものじゃなく、誰でもがつくったり、歌ったり、楽しむことのできるもの。東南アジアの部族の音楽を調査したマセダは、そうした西洋とはちがう音楽のありかたを見つけ出し、新しい音楽をつくろうとしました。五線譜に押し込められた西洋の模倣ではないアジア自前の音楽、そのひとつが「ウドロ・ウドロ」です。

《詳しくは http://www.1000ongaku.com/ をご覧ください》

【関連イベント】
■ピクニック「もうすぐ1000人で音楽をする日」
10月23日にむけての最後のワークショップ。どんなもんか当日までに体験してみたい人はぜひお越し下さい。

◎日時:10月11日(祝)14:00-16:00
◎参加費 無料(ただし自然文化園入園料が必要です)
◎会場:万博記念公園自然文化園お祭り広場
◎問い合わせ:財団法人 千里文化財団 「1000人で音楽をする日。」事務局
〒565-0826 吹田市千里万博公園1-1 
電話:06-6877-8893 
FAX:06-6878-3716
e-mail:udlot_udlot@senri-f.or.jp


■ミュージックカフェ「1000人で音楽をする?!」
◎日時:2010年10月6日(水)19:00-
◎入場無料・申込不要
◎会場:京阪なにわ橋駅「アートエリアB1」(http://artarea-b1.jp/access.html)
◎概要:フィリピンの作曲家ホセ・マセダによって作曲された「UDLOT-UDLOT」(1975)は、「30人から数千人にいたる演奏者のための音楽」として作られました。
今回は、来る10月23日に万博記念公園内でこの楽曲を演奏するイベント「1000人で音楽をする日。」が開催されるのにあわせ、この途方もないスケールの音楽の背景にある、作曲者の思想の現代的意味について、語り合います。1991年に「ウドロ・ウドロ」の日本初演を京都で計画・実施した中川真さんによるホセ・マセダの思想に関する基調講演の後、制作実行委員会のメンバーを加えた鼎談、簡単なワークショップなどを行います。
※この日は、普段のワークショップとちょっと違って、映像や音声を交えながら、作曲者ホセマセダの思想をじっくり味わう場にできればと思っています。