2012年2月29日水曜日

私心的覚書/船頭多くして船山に登る

英語で言うと、
Too many cooks spoil the broth.
料理人が多すぎるとスープができそこなう
って言うんだそうな。

2012年2月28日火曜日

私心的覚書/illusions_Richard Bach 村上 龍訳

これを読むのって何十回目なんかな。
って事はナニがアレしてコレが何回目なんやろな。

イントロダクション(14)と、
ドンとリチャードの出会いがやはりいい。
常にこれを求めての連続なのかなぁと。

ご興味のあるかたは是非。
Richard Bach、 村上 龍訳バージョンはもう売ってないのですが、
ブックオフで100円コーナーにありました。

2012年2月19日日曜日

メディア・ジム 道具をつくる身体をつくる/Document Media Gym

メディア・ジム 道具をつくる身体をつくる
Document Media Gym

内田聖良 機械の言語を身につける
contact Gonzo 能動的滑落としての「山サーフィン」の開発
ROGUES’GALLERY 農民車をつくる

開催期間: 2012年3月16日(金) - 25日(日)15:00 - 20:00 (ただし16日は18:00 - 20:00)
会場: コーポ北加賀屋(大阪市住之江区北加賀屋5-4-12)
料金: 無料
*会場はかなり冷え込みますので、暖かくしてお越し下さい。

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remoでは本年Media Gymと称して、次代を担う新進芸術家にメディア芸術家に求められる基礎的な諸技術の学習機会を提供するワークショップを行なっています。近年ますますブ ラックボックス化・パッケージ化される「商品」に依存せず自分で出来るものは手ずからつくる力、いわばメディア芸術家の「基礎体力」の向上を目指すのが、 Media Gymのもくろみに他なりません。
公募により選考された参加アーティスト3組は、すでに各々これまでの活動の枠をこえるあらたな試行錯誤をremoとともに模索してきました。このたび、約7ヶ月間にわたる活動のプロセスを展示という形で発表することとなりました。
アーティストの、愚直なまでのメディアとの格闘の軌跡を是非ご体験ください。

***会期中のイベント***

●アーティストトーク:内田聖良、contact Gonzo、ROGUES’ GALLERY
日時: 3月16日(金) 18:00 - 20:00
料金: 無料
事前申込不要


●ワークショップ: 内田聖良「回路をさわる(曲げるための①)」
電子回路は、回路図に沿って忠実に組み上げることとは別に、既製の回路をいじって作った側の意図を曲げながら自分のものにしていく方法があります。後者の 方法を「サーキットベンディング」と呼びます。その第一歩は、回路の改造ポイント=ベンドポイントをあなたの指で探す身体的な行為です。サーキットベン ディングを最近知った初心者内田聖良と既製の電子回路を曲げる第一歩、ベンドポイントを探す、を試みましょう。

日時:3月17日(土) 15:00 - 17:00
料金:無料(サーキットベンディング用に、電池式で、音や光が出るおもちゃをひとつ以上持参して下さい。壊れる可能性もありますので安いもので構いません。)
定員:5名
申込方法:住所、氏名、電話番号、e-mailを明記のうえ、mg@remo.or.jpへお申し込みください(先着順)。


●ワークショップ:contact Gonzo「山サーフィン大会」
「山サーフィン」のデモンストレーションとしての大会をゴンゾメンバーで山の中で開催します。自作道具により斜面の落下をどこまでコントロールできるのか、その形にどのように優劣が付けられるのか、ということを実地検証というか、バンバン滑ります。(希望者は試乗可)

日時:3月18日(日) 9:00-17:00(下山目安時刻)
会場:六甲山近郊(会場詳細・集合場所は参加者に別途お知らせします)
料金:無料 *交通費・飲食代は各自ご負担ください
定員:20名
申込方法:住所、氏名、電話番号、e-mailを明記のうえ、3月17日(土)までにmg@remo.or.jpへお申し込みください(先着順)。


●ワークショップ:フランコ・ベラルディ(ビフォ)「機械・身体・言語」
今回それぞれのアプローチから、身体を動かすこと、車をと りもどすこと、機械とのふれあい方をみつめなおすこと…そのような課題に取り組んできたアーティストたちと語りあう時間をみなさんを含めもちたいと考えま した。お相手をしていただくのはメディア哲学者のビフォ。時計の起源から精神病理まで縦横無尽に駆けめぐるかれは今回、イタリアから4年ぶりの来日となり ます。

日時:2012年3月24日(土)・25日(日) 15:00 - 17:00
料金:無料
事前申込不要

プロフィール
内田聖良(うちだ せいら)
美術作家・フリーター。1985年埼玉県生まれ。情報やイメージについての構造を視覚だけでなく様々な 感覚で知覚すること、その感覚を鍛えることをテーマに、インスタレーションやパフォーマンスの方法で制作を行う。近年は特に専門化されたメディアに対して 素人が介入するための場の制作と日常的な行為を行っている。AAF2011参加企画「秋葉原ネットワーク」メンバー。2010年からはんだごてを握りはじ める。
http://siruchd.web.fc2.com/

contact Gonzo(コンタクト ゴンゾ)
2006年結成。contact Gonzoとは、集団の、そして方法論の名称、つまりローファイなスパークでもある。朦朧としながら「痛みの哲学 接触の技法」を謳い、独自の牧歌的崇高論を構築。つまり殴り合ったり、坂を落ちたりする。その過程で、森の中でカメラを破壊しながら、誰よりも自分たちに 近づく手法「the first man narrative」を開発し、インスタントカメラで大量の写真撮影をおこなう。現在、事務所を自分たちで作りながら、「遅い戦車」や「山サーフィン」を 開発中。現メンバーは塚原悠也、三ヶ尻敬悟、加藤至、金井悠、松見拓也、小林正和の6名。
http://contactgonzo.blogspot.com/

ROGUES’GALLERY(ログズギャラリー) 
1993年に浜地靖彦(70年大阪生まれ、大阪芸術大学卒)と中瀬由央(71年兵庫生まれ、大阪芸術大学卒)により結成されたアーティスト・ユニットの名 称。音響システムを組み込んだ自動車によるドライブ・パフォーマンスなどを行い、06~07年には全国16の美術館などでツアー。08年国立国際美術館に てソロ・イベント。ドライブ・パフォーマンスのほか映像作品も制作し、大原美術館、広島市現代美術館、国立国際美術館、高松市美術館に収蔵されている。
http://roguesgallery.jp/

Franco Berardi(bifo)(フランコ・ベラルディ(ビフォ))
現代作家、メディア理論・活動家。雑誌"A/Traverso"(1975-81)創刊者にしてイタリア初の自由ラジオ"Radio Alice"(1976-78)を展開し、パリへ逃走してフェリックス・ガタリと協働。粉川哲夫『メディアの牢獄』(1982)にもアウトノミア運動にお けるスポークスマンの1人として登場、〈運動〉から弾圧にいたる過程を分析した「アウトノミアのアナトミー(解剖学)」が紹介されている。80年代には "Semiotext(e)," "Chimères," "Metropoli," "Musica 80"などの雑誌に寄稿、90年代から文化や精神についての著書多数。邦訳書に『ノー・フューチャー』(洛北出版)と『プレカリアートの詩』(河出書房新 社)がある。


文化庁委託事業「平成23年度次代の文化を創造する新進芸術家育成事業」
制作: remo[NPO 法人記録と表現とメディアのための組織]
協力:NPO法人淡路島アートセンター/AIR大阪/大木自動車/クボソーコ/窪田航平/豊田達也/中村隆行/南野佳英/RESULT

ROGUES' GALLERY 農民車ショー

ROGUES' GALLERY 農民車ショー

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開催期間
2012年3月16日(金) - 25日(日) 15:00 - 20:00(ただし16日は18:00-20:00)
会場: コーポ北加賀屋 559-0011 大阪市住之江区北加賀屋5-4-12
入場無料

●農民車試走会
3月17日(土)・18日(日)・20日(火/祝)・24日(土)・25日(日)
13:00 - 15:00(12:30にコーポ北加賀屋に集合)
料金: 無料

自動車を“乗り物”としてではなく、動くメディアとして決定づける仕事によって近年国際的な評価も著しいアーティスト・ROGUES' GALLERY(ログズギャラリー)を招聘し、滞在制作した新作の発表を行います。
今回彼らが試みたのは「自作自動車(農民車/一個人の私有地での使用が目的)」の制作。
ほぼ毎週末、彼らは農民車が広く普及する淡路島で費やしました。車体フレーム作りからエンジン探しまで、完成品を購入するのが当たり前の自動車を自ら製作する事により“自動車”についての知識・認識を深めていきました。
ディーゼルエンジン特有の轟音響かせる農民車を是非この機会にご覧ください。

*農民車とは
農地等で玉葱などの収穫や運搬に使用される車で、兵庫県・淡路島・三原地区近辺に多く見られる独特な車両、車文化の事。多くは既製の中古車から抜き取った エンジンやギヤ・車軸等の車の基本構造部分を鉄骨から作ったフレームに取付けて製作されたものでシンプルかつパワフルな作りをひとつの特徴とする。鉄工所 が製作するある程度“規格化”されたものから、“オーダーメイド”なもの、また“ハンドメイド”なものまであり、様々な用途に応じての一点もの・手作りの 農民車も存在する。

プロフィール
ROGUES'GALLERY(ログズギャラリー)
1993年に浜地靖彦(70年大阪生まれ、大阪芸術大学卒)と中瀬由央(71年 大阪生まれ、大阪芸術大学卒)により結成されたアーティスト・ユニットの名称。音響システムを組み込んだ自動車による体感的ドライブ・パフォーマンスなど を行い、06~07年には全国16の美術館などでツアー。08年国立国際美術館にてソロ・イベント。ドライブ・パフォーマンスのほか映像作品も制作し、大 原美術館、高松市美術館などに収蔵されている。
http://roguesgallery.jp/


現代芸術創造支援事業「メディア・アーティスト・イン・レジデンス・プログラム」
国内外の優れたメディア・アーティストを大阪に招き、周辺地域を中心に制作、発表を行うとともに、若いアーティストや学生と交流をはかります。

2011年度 大阪市現代芸術創造支援事業

メディア・アーティスト・イン・レジデンス・プログラム
主催:大阪市
協力:NPO法人淡路島アートセンター/AIR大阪/大木自動車/クボソーコ/クリエイティブセンター大阪/豊田達也/南野佳英/RESULT

企画運営:NPO remo [記録と表現とメディアのための組織]

2012年2月15日水曜日

劇団山の手事情社2011年度研修プログラム修了公演/juice

劇団山の手事情社2011年度研修プログラム修了公演
juice
構成・演出/山口笑美 小栗永里子
2012年3月8日(木)〜11日(日)アトリエ春風舎

今年も愉しみです。






















構成・演出=山口笑美 小栗永里子
監修=安田雅弘
キャスト=増木啓介・入福啓介・越智良知・鈴木拓真・瀬村尚久・田中信介・辻川ちかよ・中田悠生・長谷川知香・吉原朋子

2012年2月11日土曜日

「金曜必死映画劇場IN大阪」〜ウクレレえいじ主演映画『アロハ慕情』&『ウクレレ哀歌』二本立上映会&必死お笑いShow〜

「金曜必死映画劇場IN大阪」
〜ウクレレえいじ主演映画『アロハ慕情』&『ウクレレ哀歌』
二本立上映会&必死お笑いShow〜

















出演:
ウクレレえいじ
小堀敏夫
星川桂
優木まゆ
元氣安
結城エリ
みつまJAPAN’

□イベント内容
・映画『アロハ慕情』と『ウクレレ哀歌』上映

・必死お笑いShow
(ワハハ本舗の超個性派芸人たちと必死プロの女優たちによるお笑いShow)

会場:
梅田ムジカジャポニカ
(住所:大阪市北区神山町1‐24扇町ビル101)
*全線/梅田駅から泉の広場M10出口へ
*堺筋線扇町駅からA2出口へ扇町公園抜けて

2012年3月30日(金)
開場:18:30
開演:19:30

前売:2000円
当日:2500円
(共にドリンク代別)
【全席自由】

■チケット予約&お問い合わせ:
梅田ムジカジャポニカ
電話06‐6363‐0848
*ご予約は予約フォームからお願いします。
http://musicaja.info/schedule/in_show.html


★映画『アロハ慕情』(2012年)
阿部正良監督作品
(70分)

【story】
嘉彦(ウクレレえいじ)は失明して3年。
献身的な妻・織江(星川桂)に支えられ、
海辺の街で穏やかな日々を送っていた。
結婚記念日、嘉彦は口にすることができない思いを託した点字の手紙を織江に渡す。
しかし、その手紙が織江に読まれることはなかった…。

【予告編】
http://www.youtube.com/watch?v=JjpltOwt2T0



★映画『ウクレレ哀歌』(2011年)
阿部正良監督作品
(26分)

【story】
不器用な男が恋をした…。
ある港町。無職の漁師、高倉栄二(ウクレレえいじ)は恋人のまゆこ(優木まゆ)にプロポーズする。
しかし、女には秘密があった…。

【予告編】
http://www.youtube.com/watch?v=3YGTFKIGsPI

企画:
必死プロ
http://hisshi.com
(映画に関する詳細などご覧いただけます)