2011年1月18日火曜日

コーポ北加賀屋 info / 20110118


Yukihiro TAGUCHI moment - TATAMI 田口行弘 新作のインスタレーション

NPOremoなどが企画運営する、田口行弘さんのインスタレーション展を行います。
ぜひ足をお運びください。
*会場は冷えることが予想されますのであたたかい服装でご来場ください。
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*開催日時
1月28日(金)18:00~オープニング・イベント with 狩集広洋 & DJ sano minoru
2011年1月29日(土)~2月6日(日)15:00~20:00

*会場: コーポ北加賀屋
*入場無料

映像史においても画期的な屋外公共空間におけるアニメーションを行う田口行弘をベルリンから招き、大阪にて滞在制作した新作の発表を行います。
空間そのものの変化をアニメーション化する「パフォーマティブ・インスタレーション」という独自の方法により生み出される映像は、空間に介入するアーティスト自身による不可視の行為の痕跡であると同時に見るものの身体的な空間知覚にも作用するものとなります。
ギャ ラリーの床板をはがし展覧会期中に少しずつ移動させ日々の変化をデジタルカメラで撮影、その写真を連ねたストップ・モーション映像からなる代表作 「Moment - performatives spazieren」に続き、今回大阪では、出身の港南造形高校の後輩たちをはじめとするプログラム参加者とともに、あらたな素材を用いた新作に取り組み ました。作品のダイナミックな空間作用を、是非この機会にご体験ください。

*プロフィール
田口行弘 Yukihiro TAGUCHI
1980 年、大阪生まれ。大阪府立港南造形高等学校出身、2004年に東京藝術大学美術学部絵画科卒業後、ベルリンを拠点に制作活動を展開。枠組にとらわれない豊 かな発想と大胆な作品づくりを存分に表現した映像作品「Moment - performatives spazieren」で2008年文化庁メディア芸術祭アート部門優秀賞およびアジアデジタルアート大賞優秀賞を受賞、2011年3月18日からは森美術 館MAMプロジェクト014に取りあげられるなど、今後ますますの活躍が期待される大阪のアーティスト。

・現代芸術創造支援事業「メディア・アーティスト・イン・レジデンス・プログラム」
国内外の優れたメディア・アーティストを大阪に招き、周辺地域を中心に制作、発表を行うとともに、若いアーティストや学生と交流をはかります。

*お問い合わせ:NPOremo
TEL/FAX 06-6686-5757(14:00〜18:00 不定休)
E-mail info★remo.or.jp(★=@)

*主催:大阪市
*企画運営:NPO remo [記録と表現とメディアのための組織] / 財団法人大阪城ホール 文化振興部
*協力:大阪府立港南造形高等学校 / 10W gallery / GALAXY GALLERY / 撮影にご協力いただいた皆様



映像とワークショップのあり方を考えるシンポジウム「映像の強度〈マグニチュード〉へ」


*日時: 2011年2月5日(土)16:00- 19:00
*話者: 藤井光 会田大也 清水建人 櫻田和也
*進行: 久保田テツ

*会場: コーポ北加賀屋(大阪市営地下鉄四つ橋線 北加賀屋駅徒歩5分)
会場は冷えることが予想されますのであたたかい服装でご来場ください

*参加: 予約不要+無料(ただし会場席数には限りがあります)
*お問い合わせ: info★remo.or.jp(★=@)

ニューヨーク世界貿易センタービル崩壊という強烈な視覚的・同時代的経験により幕開けを迎えた21世紀も、はや10年。20世紀前夜リュミエール兄弟らの 「発明」以来、映像の記録・再現技術が一般化した100年を超えて、わたしたちは映像のますます氾濫する時代をどのように舵取りできるでしょうか。
 おそらくは、そのような問題意識を背景として、とりわけ携帯端末の動画撮影機能や動画共有サイトの普及した今世紀にはいり、「映像ワークショップ」といわれる様々の試みが全国各地で広く行われるようになりました。しかし、デジタル編集・制作システムを学ぶ技能講習から、映像の読み書きをまなぶメディア・リテラシー教育、子どもたちによるストップ・モーションのアニメーション作りに至るまで、ひとくちに「映像」ワークショップといえども、その目的も方法にも様々なかたちがみられます。
 remoでは本年度、こうした時代に能動的な行為として映像にかかわる身体づくりの方法=映像ワークショップという手法に着目して調査研究を行ってきました。その結果、たんに映像制作が可能となるような撮影や編集といったスキルの向上を図るだけではない、根源的な映像の〈強度〉ともいうべき力に価値をおいた試みの意義を再発見するに至りました。
 そこでこの度、とりわけ現代美術におけるワークショップ事業において〈映像の強度〉を根底にすえた事業を企画・実践してこられたアーティストやキュレーターが一同に会し、それぞれの取り組みを共有し、各々の試みを再考し、今後より精度・効力を高めつつ相互協力を深め、ますますひろく社会に還元してゆくプログラムづくりにいかす機会として、映像とワークショップのあり方を考えるシンポジウムを開催いたします。
凍返る春節に工場跡地での会場となりますが、みなさま是非ご参集ください。

平成22年度文化庁メディア芸術人材育成支援事業「ワークショップ・オン・ワークショップ」
主催: NPO remo [記録と表現とメディアのための組織]



Alternative Media Gathering「もうひとつのメディア」のための集い / 2011春
「韓国独立音楽☆ブンガブンガレコード来たる」


日時: 2011年2月5日(土)20:00- 22:00

*ゲスト: ゴン社長(コ・ゴニョク)+ブロッコリーお前もか(ユン・ドグォン)

*会場: コーポ北加賀屋(大阪市営地下鉄四つ橋線 北加賀屋駅徒歩5分)
*参加: 予約不要+無料(ただし会場席数には限りがあります)
*お問い合わせ: info★remo.or.jp(★=@)

2008 年リリース「安物のコーヒー」が88万ウォン世代といわれる高学歴ワーキングプアの圧倒的支持で社会現象を巻き起こし、2009年韓国大衆音楽賞で3部門 を独占、同年ゴールデンディスク賞ロック部門や2010年韓国PD大賞を少女時代と分けあうなど話題騒然の「チャンギハと顔たち」所属レーベルからゴン社 長が緊急来日!今やトクマルシューゴの韓国リリースを手がけるなど大躍進のブンガブンガレコード、家内制手工業からはじまった自主制作レーベルの知られざ る秘密を語る。

「チャンギハと顔たち」にならぶ有名バンド「ブロッコリーお前もか」リーダーのユン・ドグォンもレーベル初期から事業企画 に携わるブレーン。2006年「持続可能なタンタラ(芸人)生活」を宣言したかれらは弘大(ホンデ)インディーズ・シーンからいかに浮上しえたか、そして アジア進出後も果たして音楽生産共同体的な平等主義は貫徹できるのか。文化資本主義の時代に生産者は生産的でありつづけることは可能か?日本で売れたりし てもまたremoに来てくれることがあるだろうか。当日は手工業的韓日逐次通訳でトーク&プレゼンテーション。