2011年5月5日木曜日

私心的覚書/20年前に読んだビジネス書の抜粋

いまだにふとしたキッカケで思い出す、または大学の先輩を思い出した時に頭をよぎる、昔読んだビジネス書のtxt(一部抜粋)。

*問題を構造学的に考える方法の一つとして、
・発生の問題が起こった場合:事故の発生、不良品の発生、苦情の発生などを探る。
・探索の問題を考える場合:現在、特に問題が発生している訳ではないが、目標を現在よりも高く置くことによって意識的にギャップをつくり出すことを探る。
・設定の問題として:今までにない全く新しい目標を設定する場合の問題をめぐる。
(以上、問題構造学入門-知恵の方法を考える / 佐藤允一著 / ダイヤモンド社)

または、
*問題を解決する方法の一つとして、
・大局的判断、全体の流れを読むこと。
・システムと構図を見取る力、システム思考的態度の必要性。
・状況に適応する能力が必要、時には臨時の回避的行動も必要。
・相対的能力、つまり他者がどう考えるかを理解し、他者と自分のもつ情報を検討し、それを過不足なく用いて判断し説得する力の必要。
・判断を自分ですること。そのためには、自らしなやかな想像力や洞察力、内面性の豊かさをもっていなければならない。このことは、自分自身の過去や限定された知識にこだわった判断をしてはいけないことにも通じる。
・冷静であり、感情的に流されないこと。一時の動きに惑わされないこと。
・解決への意欲、熱心さが重要。
・漠然としたもの、あるいは混乱の中から問題の所在を見つける力、的確に指摘できる力。
(以上、縄文式頭脳革命 / 栗本眞一郎著 / 講談社文庫社)