2010年7月22日木曜日

アサヒ・アートフェスティバル2010【AAF学校・東京校】「思考の平衡感覚」















アサヒ・アートフェスティバル2010【AAF学校・東京校】「思考の平衡感覚」

アートプロデューサーは企画の実現、施設の運営、団体の継続、どれをとっても「何をするか」とともに、社会からの「なぜ、アートでなければならないの か?」という疑問に応える能力が求められています。既存のアートの場を飛び出し、社会にアートを開こうとする活動が集うアサヒ・アート・フェスティバルだ からこそ、「何を」とともに「なぜ」について応えられるアートプロデューサーの必要性を感じています。この学校は、そうした思いから生まれました。今年度 は、「思考の平衡感覚」と題して、アーティストやアートNPOのエンパワメントを目論みます。













〈第二回〉「アーティストの労働と権利を考える」
日時:2010年9月13日[月] 18:30-20:30
対談:吉澤弥生 [芸術社会学者 / NPO法人recip]×藤井光 [アーティスト]
第二回は、旧来の雇用形態にとらわれない多様化する働き方やライフスタイルを選択した芸術労働者たち(アーティストやアートプロデューサー、アート NPO、技術者など)が、個人の権利意識を自覚し、自らを守るスキルを共有するための方法、また組合にとどまらない連帯や運動の可能性などについて考察す る。

■吉澤弥生 〔よしざわ やよい〕
大阪大学大学院GCOE特任研究員/NPO法人地域文化に関する情報とプロジェク
ト[recip]代表理事
1972年生まれ。大阪大学大学院修了、博士(人間科学)。専門は芸術社会学。
労働、政策、運動、地域の視座から現代芸術を研究。

■藤井光 〔ふじい ひかる〕
美術家/映像ディレクター
1976年生まれ。パリ第8大学美学・芸術第三博士課程DEA卒。1995年渡仏。フラン
スでメディア・アーティストとして活動を始めるが、2005年帰国以降、現代日本
の社会政治状況を直截的に扱う表現活動へと転換。社会運動と芸術の関わりにつ
いて制作および研究を行なっている。

アサヒ・アートスクエア事務局AAF学校係
TEL: 090-9118-5171 FAX: 03-5608-5319
E-mail: aafs@arts-npo.org